会長挨拶

新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
旧年中は、各関係機関団体様の多大なご支援と、会員の各位のご協力を賜り、多くの事業を推進することができました。厚く御礼申し上げます。

 さて、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて地域包括ケアシステムの構築が急務となっていますが、当会では、栄養職能団体としての役割と方向性を検討し取組みを進めております。
介護や医療が必要な状態になっても住み慣れた地域で生涯を送るためには、栄養評価や低栄養防止がとても重要です。本年も地域ケア(個別)会議に参加できる人材の育成、病院・施設から在宅への栄養・食形態の共有化を図り、医療・介護・予防・在宅生活における栄養アセスメントが一体的に機能するように努力して参ります。

 また、子供たちと子育て世代への適正な食生活習慣を定着させる食育支援、働き盛り世代の生活習慣病予防、高齢者世代のフレイル予防にむけた食力アップ、各種病態栄養管理マネジメント等、栄養ケアステーション事業として、管理栄養士等のエンパワーを向上し、スピード感をもって全力で取り組みます。

 東日本大震災津波の罹災からもうすぐ8年になろうとしています。当会では2017年から岩手県復興局からの事業補助をいただき「みんなでいっしょに健康になろう!事業」を進めております。
 この事業は、災害公営住宅等で生活する沿岸被災者の方や内陸移住被災者の方の栄養確保と地域交流を目的に健康応援スクールの開催、健康栄養相談、食の自立料理レシピ作成を行うとともに、県民の方々に被災教訓を発信するシンポジウムを開催しております。本年も関係行政のご指導をいただき、拡大して参りたいと考えております。

 県民の皆様の期待に応えられる職能団体として、行政・医療・介護・教育・地域団体の方々と連携し、栄養・食事支援のシステムの構築に取り組んで参りたいと思っておりますので、本年も格別のご厚情とご指導をよろしくお願い申し上げます。
 また、そのためには社会情勢や会員の皆様の意見を反映させた研修プログラムを充実させて参ります。本会が一歩でも前進できますよう会員の皆様のご協力と情報発信をよろしくお願いいたします。

  2019 吉日

公益社団法人岩手県栄養士会 会長  澤口 眞規子