平成25年度研修会報告
- 生涯学習合同研修会
日時:平成25年7月20日(土) 13:00~16:10
会場:いわて県民情報交流センターアイーナ 804会議室
<内容>
講演:「誰も教えてくれなかったリハビリテーション栄養とサルコペニア」
講師:横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科 助教 若林秀隆先生 - “ミルクでおいしく減塩=乳和食のすすめ”研修会
日時:平成26年2月15日(土) 10:30~14:50
会場:ホテルメトロポリタン盛岡NEW WING 4階メトロホール西
<内容>
講演:「牛乳は血圧を下げるか?」
講師:一般社団法人Jミルク 特別参与 高見裕博氏
講演:「牛乳と和食のしあわせな出会いおいしく減塩 乳和食」
講師:料理家・管理栄養士 小山浩子先生
デモンストレーション(乳和食弁当)7品
講師:料理家・管理栄養士 小山浩子先生
乳和食弁当試食
講演:「高血圧-なぜ危ない・どう防ぐ-」
講師:総合花巻病院 副院長 佐藤一俊先生(日本高血圧協会岩手県支部長)
今年度の医療職域会事業は、生涯学習研修会合同開催にて横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科助教 若林秀隆先生をお迎えして「誰も教えてくれなかったリハビリテーション栄養とサルコペニア」と題しご講演いただきました。リハビリテーション栄養とサルコペニアについての説明と症例検討を通して実践で活用できる内容を学ぶことができ充実した研修会でした。
また、全国で開催されている“ミルクでおいしく減塩=乳和食のすすめ”研修会を医療職域会で担当し、ホテル形式で開催しました。“おいしく減塩”をテーマにした内容と乳和食弁当の試食、日本高血圧協会岩手支部長である総合花巻病院副院長 佐藤一俊先生に「高血圧-なぜ危ない・どう防ぐ-」と題してご講演いただきました。佐藤先生は、高血圧は様々な病気の要因となるため血圧コントロールが重要であり、食事による食塩摂取量は最も重要であることを強調されていました。
岩手県は、脳卒中死亡率全国1位、平成24年国民健康・栄養調査にて食塩摂取量が男女とも全国1位と不名誉な実態であり、「健康いわて21プラン(第2次)」においても全体目標を「健康寿命の延伸」「脳卒中死亡率ワースト1からの脱却」を掲げております。
この乳和食研修会は、岩手県栄養士会として今後も継続して開催していく予定です。各施設やご家庭にもメニューを取り入れていただけるように“おいしく減塩”活動を幅広く推進したいと考えております。
医療職域会の紹介
公益社団法人岩手県栄養士会医療職域会は、会員が病院・医院・クリニック・診療所等医療機関に所属する管理栄養士・栄養士主体の職域会です。
公益社団法人日本栄養士会医療事業部統一スローガン「チーム医療の一員として、すべての患者の栄養管理を充実させよう」の方針の下、研修会の開催、調査・研究の実施、広報活動等の事業を展開しております。(詳しくは公益社団法人日本栄養士会ホームページをご覧下さい)
医療の高度化が日々めまぐるしく進歩しています。超高齢化時代を迎え、我々管理栄養士・栄養士は、チーム医療の一員として、食を通して栄養管理をする立場から病気やケガなどの治療目的とした栄養管理・栄養指導・給食管理等はもとより、病気の予防に対する栄養相談・保健指導、患者様個々人に対応するための病棟訪問・患者訪問等を日々の業務としております。また、医療と福祉の連携、地域連携など積極的に携わることにより、広く県民の健康生活をサポートし、社会に貢献できる存在でありたいと考えております。
活動内容
- 公益社団法人日本栄養士会医療事業部活動の参加と協力
- 公益社団法人岩手県栄養士会医療職域会研修会の開催
- 会員増対策の強化として、会員への情報提供及び情報収集の充実を図る
- 連絡網体制の強化として、各地区の平時・災害時における連絡網体制及び連携の強化
- 岩手県栄養士会広報部と協力し、ホームページ・広報紙の活用により情報の共有化を図る
- その他医療職域会に必要な事業の執行
平成25年度事業報告
- 平成25年度病院医療関連職域管理栄養士・栄養士育成のための全国リーダー研修会
日時:平成25年4月20・21日
場所:日本健康・栄養会館3階研修ホール
<内容>
講演:「日本のヘルスケア産業振興に対する経済産業省の取り組み」
講師:経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課 課長 福島洋
議事:第1号議案 平成24年度事業報告、第2号議案 平成25年度事業計画
平成26年度診療報酬関連について(執行部から)
平成24年度政策課題・調査研究報告- チーム医療推進における管理栄養士の関わりの重要性及び病棟への管理栄養士の適正配置に関する調査研究
- 栄養部門実態調査
- 平成25年度第1回日本栄養士会医療事業部北海道・東北ブロック企画運営リーダー研修会
日時:平成25年8月24・25日
場所:青森県三沢市星野リゾート青森屋
<内容>- 企画運営委員会報告(全国)
- 各道県医療事業部活動報告
- 医療事業部上半期統一議題について(添付パワーポイント参照) 報告書様式
- 卒後教育実施にあたって各県の現在の医療事業部研修事業把握と実務研修実施可能な環境づくりに向けての検討
- CKDマニュアルの運用について
- 有床クリニック対応研修会展開状況
- 26年度栄養部門実態調査について
- 宮城県食事療法学会開催について
- その他
- 平成25年度第2回日本栄養士会医療事業部北海道・東北ブロック企画運営リーダー研修会
日時:平成26年2月8・9日
場所:北海道小樽市民センター
<内容>- 各道県医療事業部活動報告
- 医療事業部会運営委員会報告(全国)
- 医療事業部下半期統一議題について(添付パワーポイント参照) 報告書様式下半期
- 生涯教育実務研修実施にあたって(実務研修5年間40単位)
- 年間実施可能単位数
- 実施可能な環境づくりに向けての検討
- 平成26年度栄養部門実態調査について
- 各県における記載内容のチェック法
- 調査項目について
- 医療分野ビジョンについて
- 臨床における管理栄養士将来構想
- 食事療法学会のあり方についての検討
- 現在の職域研修会か学会とするか
- 運営について(各県に運営を任せている現状と限界について)
- 食事療養費自己負担問題について
- その他
- 生涯教育実務研修実施にあたって(実務研修5年間40単位)
- 平成26年度栄養部門実態調査について
- 第34回 食事療法学会について
- 次期の役員改選について
- その他
過去5年間社団法人岩手県栄養士会病院栄養士協議会研修会開催内容
- 平成24年度社団法人岩手県栄養士会病院栄養士協議会研修会実施内容
日時:平成24年11月3日(土)
会場:岩手医科大学附属病院循環器医療センター(創立60周年記念館) 9階 第2講義室
<内容>
講演:「生活習慣病の新たな管理法-メタボリック寒天ダイエット」
講師:横浜市立大学大学院 医学研究科 特任教授 杤久保修先生
講演:「輸液製剤の理解を深める~水分・電解質・末梢静脈栄養、中心静脈栄養~」
講師:岩手医科大学附属病院 薬剤部 工藤正樹先生
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- 平成23年度社団法人岩手県栄養士会病院栄養士協議会研修会実施内容
日時:平成23年11月26日(土)
会場:サンセール盛岡 1階ダイヤモンドホール
<内容>
講演:「経腸栄養 ~基礎から応用~」
講師:椙山女学園大学生活科学部 管理栄養学科 教授 加藤昌彦先生
災害発表:「災害時支援におけるネットワークの構築(病院栄養士篇)~東日本大震災の教訓を活かそう~」
- 平成22年度社団法人岩手県栄養士会病院栄養士協議会研修会実施内容
日時:平成22年11月20日(土)
会場:盛岡市勤労福祉会館 5階大ホール
<内容>
講演:「糖尿病の成員と新治療薬:インクレチン関連薬の役割」
講師:岩手医科大学付属病院糖尿病代謝内科 教授 佐藤譲先生
講演:「糖尿病患者の栄養ケアを考える~管理栄養士の立場として~」
講師:医療法人永仁会永仁会病院栄養管理科 科長 鎌田由香先生
トピックス:「糖尿病栄養指導実践者教育ガイドの普及とガイドライン化の検討」
説明:彦根市立病院栄養治療室 室長 山本卓也先生
- 平成21年度社団法人岩手県栄養士会病院栄養士協議会研修会実施内容
日時:平成21年11月21日(土)
会場:国保会館 5階大ホール
<内容>
講演:「栄養サポートの環境変化~管理栄養士が中心に~」
講師:社会医療法人近森会臨床栄養部部長・栄養サポートセンター長・NSTディレクター 宮澤靖先生
- 平成20年度社団法人岩手県栄養士会病院栄養士協議会研修会実施内容
日時:平成20年10月25日(土)
会場:国保会館 5階大ホール
<内容>
講演:「輸液栄養管理 → 経腸栄養管理~他職種とのcollaborateのために~」
講師:奥州大学薬学部医療薬剤科 講師 倉本敬二先生